イルカの進化

イルカ・クジラはいつ、どこから、どんな進化で今のイルカ・クジラに?

イルカの先祖(3000万年前)から今のイルカまでは何がどのように進化したのでしょう。

などなど、陸上での進化と比べられない過程を経て今のイルカたちがいるんですね。

身体は流線型になり、前足はカジをきるように水かきができ、ひれになり、後ろ足は退化し(痕跡はある)平らなひれを持つようになります。そのヒレを強い力で動かすために、強い筋肉をもち背骨を強くしました。水中の抵抗を減らすため毛皮を脱ぎ、厚い脂肪(独立している)をまとい、新たに魚のように背びれをもち、水中での直進安定性を得ようとしたものや、背びれを使って体温調節するものなど水中への対応が様々な身体の形状、運動機能に進化を与えました。

気道と食道は完全に分かれ、鼻の位置が頭頂部に移動し水面で呼吸をしやすくし、酸素を効率よく吸収できるようになりました。すばらしい聴覚(内耳は残っているが外耳はない)をもち、嗅覚はほとんどなく、視界の悪い水中でも、周りを”見る”ことができます。飼育されているイルカはエサの味にはうるさいそうで、まずいと拒否するそうです。

食事の内容が変わり歯も変わりました。普通は何種類かの歯を持つ哺乳類が1種類の歯のみをもつようになったり、歯が退化してしまったり。

すごい環境への適応、進化だと思いませんか。住む場所(川や湖、海)が分かれ、エサが分かれる(プランクトンや魚など)ことにより、より一層、各種類で進化をしていきます。

今のイルカやクジラを分けるとき大きく二つにグループされます。歯クジラとヒゲクジラです。これは進化の過程で何をエサにするかで分かれました。

ヒゲクジラは歯がかみ合うようになり、その間をでエサをこし取るようになります。効率を良くするため歯がなくなり、皮膚が進化し「ヒゲ」とよばれるこし取るための器官ができました。このヒゲは上あごから生え、垂れ下がってます。こし取られるのはオキアミなどのプランクトンです。しかし、最近ではヒゲクジラの仲間がサンマなどの魚も食べていること、またそれが主要なエサだということもわかってきました。大きな口をあけて丸呑みにするようです。

私は子供の頃からあんな大きなクジラがプランクトンで育つのかな?とずっと思っていたのですが、最近のこの報告で少し、答えが見えた気がしています。

歯クジラというとバンドウイルカやシャチのように上下綺麗にならんだ、細かい歯を想像するかもしれませんが、下あごに2本だけだったり4本だけだったりいろいろです。

鼻の進化も上の2種類はちがいます。潜る時に強い筋肉でふたをするのは同じですが、鼻の穴の数が違い、ヒゲクジラはふたつ、歯クジラはひとつです。

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